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2006/02/19

百夜行 六夜目

百夜行第六話。

私は渡部篤郎の演技が嫌いだ。

でも百夜行での渡部篤郎は抑えた演技をしていて、ちらりと
見せる表情やしぐさに松浦の嫌らしい反面甘えたような難し
い性格をうまく表現していて、良いんだな~これが。
もともと脇で光るタイプなのに、結婚以降目だってしまったの
が間違いだったんじゃないかな。もしかして。
恋愛ドラマの主役なんかは似合わない人のような気がする。

前回で雪穂を連れてホテルの部屋に入っていくとき、亮司に
向かってニヤリと笑った表情、あれも良かったな。
百夜行を見なければ、渡部篤郎を嫌いなままだった(笑)。

百夜行では、亮司の母親の弥生子役の麻生祐未も、犯罪
の深みにはまっていく息子を遠くで思いつつ刑事にはその
そぶりを隠すという複雑な役を、感情豊かに演じている。
正直、麻生祐未もこんなに芝居が出来る人とは思ってなく
(さっきから失言垂れ流し;)、驚きつつ感心して見ている。
息子を思う気持ちがあふれ出すようなシーンでは、不器用
な母親の姿に、思わずつられて泣きそうになるくらいだ。

今回は雪穂の活躍はあまりなくて、松浦が悲しい生い立ち
から人に必要とされたいと本当は願っている事や、弥生子
の亮司を思う気持ちと行動、そして笹垣と新米刑事の古賀
が親密になっていく過程などが描かれていた。

でもちょっと無理を感じた点が。

1、松浦の生い立ちの話は急に出てきた感がある。
 (今さら殺されて可哀相とも思えない、伏線があれば…)

2、篠崎が雪穂にあまりにも簡単に睡眠薬を渡している。

3、警察の捜査がいい加減すぎ。捕まらなさすぎ。

特に3が目につくなぁ。
亮司と雪穂は、今まで一体どれだけの犯罪に関わってきた
だろう。
最初の父親殺し・母親殺しは上手に隠蔽していたし、二人
とも子供だったから、疑いをまぬがれたのも分かる。
でもその後の、友彦の相手が死んだのを死姦して隠蔽、奈
美江を見殺し、松浦殺し、ここまでバレないとちょっと引いて
しまう(二件の盗撮は警察に届けていないので省く)。

来週は亮司の存在が警察に明らかになるようなので、無理
のない展開になるよう願ってはいるけど…。
松浦からフィルムは取りかえしたけど、警察から逃れられる
のか、落ちていくばかりの亮司が心配。

そんな中、雪穂が図書館の司書の話を真剣に聞くシーンは
女心がのぞいて可愛いし、友彦と亮司が銭湯でじゃれ合っ
ているシーンは亮司が本当に楽しそうで、一服の清涼剤だ。
温泉のチケットと一緒に「今度は昼間を歩こう」とメモを残す
そんな友彦の存在は、亮司を救っているんだろう。

それにしても武田鉄矢の芝居はくどいなー。

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